こんにちは。
五月人形・雛人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
お盆が明けて、こどもたちの夏休みもあと少しとなりましたね。
節句人形のオフシーズンではありますが、寿月すみたや実店舗では色々なイベントを開催しております。
そのひとつが「得する街のゼミナール」。
浜松市内の商店が講師となって、様々な情報をお伝えするミニ講座です。
近年は全国各地でこの「まちゼミ」が開催されているようで、ここ浜松でも「まちゼミ」が毎年冬と夏の2回開催されていて、今回で14回目を迎えました。
当店は節句人形のオフシーズンとなる夏のまちゼミに毎回参加させて頂いております。
今回のまちゼミでは、「作ろう。遊ぼう。かみけん玉チャレンジ講座」と昨年も好評だった「アナログゲーム講座」を企画しました。
この週末は19日が「紙けん玉講座」の1回目、20日が「アナログゲーム講座」の2回目でした。
本日は紙けん玉講座の模様をお伝えします。
紙けん玉。通称「かみけん」は、その名の通り紙で出来たけん玉です。
けん玉の発祥地といわれる広島で2年前に発案されました。
木製のけん玉と違って軽いので、小さな子やお年寄り、そして車いすをご利用の方でも安心して遊ぶことが出来るのが特徴です。
自分で簡単に組み立てることが出来、このように色を塗ったり、絵を描いたりもできます。
今回は日本紙けん玉協会静岡支部長の鈴木先生を講師にお招きし、5歳以上のお子さんと親御さんを対象に、紙けん玉を楽しんで頂きました。
鈴木先生から「かみけん」発祥の説明を伺い、まずは組み立てる所からスタートです。
「紙けん玉・メガホン」は、A4サイズに折りたたまれています。それをパーツ毎にはずして、ひとつひとつ組み立てていきます。
鈴木先生が、分かりやすいようにお手製の「大型かみけん」を持ってきてくれました。
かみけんが出来上がったら、まずは一通りの技の説明です。
かみけんには10個の基本技があり、それぞれの難易度により10級から1級まで設定されています。
(実は今年、新たに「初段」の技も制定されたそうです。また、けん玉の「もしかめ」にあたる「ビッグ&スモール」という連続技もあり、こちらも基本技のひとつとなっています。)
技の説明が終わり、いよいよ実践練習が始まりました。みんな自分が作ったかみけんを手に、まずは10級の技「スピーカー」を習得します。
スピーカーは、けん玉の最初の技である「大皿」と同じ。大きな皿面に四角いサイコロを乗せます。
みんな先生のお手本を見て真剣そのもの。
それができるようになったら、今度は小さい方のお皿にサイコロを乗せる「グリップ」に挑戦。
この後も更に難度の高い技を練習して行きます。中には自分のオリジナル技を考える子も。
「かみけん」はまだまだスタートしたばかりなので、これから色々な技が考案されていきそうですね。ひょっとしたら、あなたの名前が付いた技も公式に認定されるかもしれませんよ。
さて、ひととおり技を練習し終えたところで、いよいよメインイベント。「紙けん玉10級」の認定試験に挑戦です。
全員、自分のかみけんを手に緊張の面持ち。
10級はスピーカーに5回チャレンジし、1回でも成功することができれば合格です。
鈴木先生の指導の賜物で、この日は無事全員10級に合格。認定の賞状をお持ち帰り頂きました。
この日参加頂いた子の中には、おうちへ帰ってからも紙けん玉を続け、上級技の練習を積んでいる子もいるとのことで、これからも紙けん玉の普及が楽しみです。
10月には昨年に引き続き、広島で紙けん玉の全国大会も予定されており、鈴木先生も参加されるとのことです。
この日は6歳の子から、おじいちゃんまで幅広い年齢層に楽しんでいただけました。
鈴木先生。どうもありがとうございました。
来週27日も第2回目の「紙けん玉講座」を開催します。
次回も楽しんで頂けると嬉しいですね。
ちなみに紙けん玉は、寿月すみたやでも取り扱っております。
<紙けん玉・メガホン>
今回、講座で使用した「メガホン」は1個税込356円。姉妹品の「コンガ」は290円です。
ネットショップでも販売しておりますが、実店舗にお車でご来店の際は、当店西側の専用駐車場のほか、当店南隣りの大手門パークさんなど近隣の有料駐車場もご利用ください。
寿月すみたやへのアクセス、駐車場のご案内につきましては下記をご覧ください。
<寿月すみたやへのアクセス・駐車場のご案内>
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