今晩は。
五月人形・雛人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
2017年・五月人形名品展に連日ご来店を頂き、誠にありがとうございます。
店内には今年も様々な鎧兜が並んでいます。
今年も地元浜松の英雄・徳川家康公の鎧兜が人気を集めておりますが、平安武久、別所実正、加藤鞆美、鈴甲子雄山など、本物志向の造りにこだわった職人さんの作品をお求めの方も目立っております。
そんな中、今年の大河ドラマの主役「井伊直虎公」モデルの馬上武者がご来店のお客様の目を止めています。
こちらのお人形は、雛人形や武者人形を手掛ける人形師・清村好英さんが直虎公をイメージして創作した作品です。
直虎公が着用したとされる鎧兜は歴史上残っていないばかりか、直虎公に関する史実自体も殆ど残っていないため、あくまでも想像上のお人形となりますが、女性ながら井伊家の当主として戦国時代を生き抜き、名将・井伊直政公を育てた直虎公の姿をリアルに再現したお人形は、躍動感あふれる力作となりました。
なんといっても特徴的なのは、赤備の鎧をまとって馬に跨った直虎公のお顔です。
お雛さまのような女性らしいお顔ではなく、さりとて勇壮な男性の顔でもない。端午の節句に相応しい若武者のようでもあり、戦国に咲いた一輪の花のように可憐な女性にも見受けられる、そんな中性的な魅力を見事に表現しています。
作者の清村さんは、このお顔を見た時「直虎公にぴったりだ。」と、直虎公モデルのお人形を思いついたそうです。
颯爽と馬に乗って出陣する井伊直虎公。今年話題のお人形を是非ご覧ください。
そして直虎公とともに、今年脚光を浴びているのが徳川四天王のひとりにして彦根城主・井伊直政公の鎧兜です。
地元・浜松市出身でありながら、家康公の圧倒的な人気の陰に隠れて例年さほどリクエストは多くない直政公の鎧兜ですが、今年は流石に「直政公の鎧兜を・・」とおっしゃる方が目立ちます。
井伊の赤備(あかぞなえ)として、赤で統一された小札と天を衝く長い脇立が特徴の直政公の鎧兜は、存在感も十分。四天王の中では、本多忠勝公と並んで人気があります。
とはいえ、お節句の中ではまだまだマニアックな直政公。制作数も限られておりますので、ご希望の方は是非お早目にご来店ください。
寿月すみたやは5月5日まで無休。200種類の鎧兜が皆様をお待ちしております。
営業時間は朝9時から夕方19時までです。
お車でご来店の際は、当店西側の専用駐車場のほか、当店南隣りの大手門パークさんなど、近隣の有料駐車場もご利用ください。
駐車券を進呈させて頂きます。下見でのご利用も大歓迎です。
寿月すみたやへのアクセス、駐車場のご案内につきましては下記をご覧ください。
<寿月すみたやへのアクセス・駐車場のご案内>
また3月中は、当店お隣の谷島屋書店様にて浜松市高校の教科書販売会が行われております関係で、大手門パークさんが満車となる可能性がございます。
その際は当店向かい側のエコパークさんや、近隣のコインパーキングをご利用ください。
当店店頭にて駐車券をご提示頂ければ、駐車料金を還元させて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します。
アクセス : 2140